資格取得の意義と就職への影響について

今回は「資格取得の意義と就職への影響」についての持論を書いてみようと思う。

 

今までにも書いたが、難関資格(弁護士や弁理士等の)を除いて、資格の取得が就職や転職の決め手になることはほぼ無い

国家資格の場合「社員○人以上だと有資格者を△人配置すること」のように、法的に有資格者の配置を義務付けているものが多いが、その法令が存在する時点で有資格者が社内に配置されていることになるため(つまり不足してない)、就職や転職の決め手になることは少ないのでは

また、民間資格は一部の資格を除いて各種財団法人・協会等が組織の利益のために作ったものが多く、また、法的に有資格者の配置が義務付けられている訳で
いためいっそう評価の対象にはならない。

このように「社会が資格を評価しない(実務を評価する)理由」下のものが考えられる

・資格試験で得られる知識は実務を行う上の基礎でしか無いため(公害防止管理者試験で実務をしてる人から話を聞いて痛感した)。

・実務では資格試験で必要な知識の一部しか使わないため(弁理士試験はそうらしい)。

・多くの資格は合格後のフォローが無く、取得後の月日の経過により知識が忘れ去られてしまい「資格取得の事実が専門知識を有している」ことを意味しなくなっているため。

・数年間の過去問の繰り返しで合格できる資格試験が多く、体系的な知識が無くても受験テクニックで合格できるため。

しかし、私は「資格取得には全く意味がないということはなく、以下のようなメリットがある」と思う。

・就職・転職活動における面接で今までの職歴をアピールできた時に「この人は面接の受け答えも良く、この資格も持っているとは優秀だ」のようにプラスαの効果を与えることができる。

・就職・転職時に履歴書や職務経歴書の業務内容を盛る(≒問題の無い程度に偽る)場合に、関連の資格を持っていると説得力がある。

私自身も、知財技能士二級を持っていたことで知財の関連業務をしていたことを自然に伝えることができた(実際はほぼしてない)。

・面接官が偶然その資格を取得していて、誇りにしていた場合に評価される(稀なケースだと思うが、最終面接では大きいと思う)。

これらの理由から、就職や転職時には、資格の取得自体を強くアピールするのではなく、

主に「今までの勉強や研究や仕事の成果」をアピールし、資格は面接官から聞かれた時に随時対応するのが良いと思われる。

日常の業務に力を入れて成果をあげられるよう努め、資格は趣味程度に(それほど真剣にならずに)取得することをお勧めする。

 

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